調律と楽器修理
ピアノの調律
定期調律はピアノの健康診断です。
木で作られたピアノにとって高温多湿で四季のある日本の気候はいい環境とは言えません、ただでさえ強い力で張られている弦の圧力が加わっているので、何もしていなくても自然と音が狂ってしまいます。定期的に調律することで、常に正しい音で気持ちよくピアノを弾きましょう。
湿度や温度に敏感です
金属は温度で伸び縮みを、木材は湿度で膨張収縮します。またフェルト類も湿気を含む事により膨張します。このようにピアノの内部は、たえず環境の変化による微妙な影響を受けているのです。
音は自然に狂います
ピアノの弦は金属で一本90kg、全体では約20tの強い力で引っ張られていて、温度変化に敏感です。弾いていないピアノでも、少しずつ状態が変化し、音律にも影響を与えているのです。
弾き心地の調整
1つの鍵盤を押すと、一瞬のうちに約60個の部品が動いて音が出ます。そのうちの1つでも調子が悪いと音に影響が出てしまいます。ピアノのタッチ、音質も調律も一緒に調整しましょう。
調律をするなら・・・
当社にはヤマハ認定調律師(コンサート・チューナー含む)が9人おります。ピアノを知り尽くしている当社調律師に是非お任せください。責任を持って、お客様のピアノを最良の状態に整えます。
ピアノ内部のお掃除
ピアノの中にもホコリ・小さい虫、時には鉛筆やヘアピンなど、思いもしない物が入ってしまいます。また、長年使わずに放置してしまうと、カビやサビ、時にはネズミが入ってしまう事もあります。
調律の期間は?
高温多湿な日本の気候はピアノにとって過酷な環境です。何もしなくても月日と共に狂ってしまいます。いつも正しいきれいな音でピアノを弾くために、年に1~2回の定期的な調律をお勧めいたします。